日野2団 辻団委員長からのご挨拶
ボーイスカウト日野2団 団委員長の辻です。
ボーイスカウトに興味を持っていただきありがとうございます。
はじめに、私たちがどんな活動をしているか、ご紹介したいと思います。
ボーイスカウトって何をしているの?
ボーイスカウトはキャンプをいっぱいやっている、アウトドアの技術が身につきそうということで、興味をお持ちになるケースが増えてきています。
ネットで調べると、ボーイスカウト活動とは、より良き社会人を育て・・・と長い文章で定義されています。より良きって何だろう、具体的に何をやっているんだろう、と思われると思います。
どんなことを目的としてやっている活動なのか、短く表すと、
「自ら行動する子どもを、共に育てる」
を自然の中で実践している活動です。
自然の中でさまざまなことに挑戦して行く中で、創造力やリーダシップなど大人の社会で必要になる力を学んでいきます。例えば、スカウトのキャンプでは、便利なキャンプ用品は持って行きません。わざと不便な環境をつくってあげるのです。その環境の中で、スカウトは自分で工夫し、自分の技能を使って道具を作って使っていく、また仲間と協力して知恵を出すことで、楽しくキャンプ生活を作り上げることができる。
こんなことから「自ら行動する」気持ちが生まれ、子どもの成長につながっていく。そんな活動です。
ただ、小学校低学年のお子さんに、いきなりキャンプで創造を!と言ってもできる訳ではありません。最初は「みんなで楽しく遊ぶ」から始め、それぞれの年代にあったプログラムが構成されており、自然と「自分で行動する」考え方が身についていくようになっていきます。
今の世の中は、「これをやりなさい」であふれています。今の子どもたちは、言われたことをやるのは得意で、ややもすると指示待ち人間になりがちです。指示されたことをやるだけだと、不満が溜まるし、社会に出たときに困ることになります。自分で考えたことをみなに認めてもらい、実際に動くことができたら、楽しい活動になります。時には意見のぶつかりあいもあるでしょう。話し合いをすることで、新たな創造につながれば、必ずや子どもの成長の糧になるはずです。
幸いにして、ボーイスカウト日野2団は、メルセス会、高幡教会のご協力の下、裏山:多摩丘陵の里山をお借りして、豊かな自然の中で活動できる数あるボーイスカウト団の中でも大変恵まれている団です。
ぜひ、ご一緒に、「自ら行動する子どもを、共に育てて」いきましょう。
百聞は一見にしかず、活動を見学に来てもらえたら実感できます。
ご連絡をお待ちしています。
ボーイスカウト日野2団
辻団委員長
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