2019-11-07

カブ隊が異年齢で活動する狙い

この記事を読むのにかかる時間 < 1

カブスカウトに上がると「異年齢集団」による活動になります。異年齢と言うのが特徴でして、近い将来の先輩に触れることで他の団体とは違う集団生活を行うようになって行きます。

これは凄く重要でして社会に出たらほぼ異年齢集団に属する事になっていきます。同学年では優位をと持ちやすいですが、異年齢が対象になると優位を保つことは大変難しい事を体験したり、逆に上位の学年になったら低学年の面倒をみなければならなかったりと、色んな事が起きていきます。

この異年齢集団はボーイスカウトの特徴であります。組長を中心に活動を行う事で集団訓練の初歩を体験していくと思います。保護者様からのボーイスカウトになぜ入れたのか?を聞いたときに、「兄弟が居ないから引っ込みじあんで・・・」、「やんちゃなので他の子に迷惑をかけるから・・・」などなど、人間関係の事を多く意見を頂戴しました。まさにカブ隊からそう言ったことをやり始めますから是非に入隊して活動をやってみてください。

3年生~5年生でこの初歩の組織を体験する事で、社会人になった時に役に立つ事と思います。僕らの時代とは違って上位に「Yes」だけ言えればOKな時代は終わりました。体験を通じて自分自身を知って、組織のなかで目的目標を達成させるために自分自身が何が出来るのか?を、感じて貰えるスカウトになって欲しくて。異年齢体験は有効と感じています。お考えください。カブ隊が終わる頃に今までに知った人物や今いる人でも良いですが、尊敬できる人はいますか?と、質問してみてください。

異年齢集団に身を置いた人の方がより具体的にその人物を言う傾向があるそうです。僕の長男はその当時の担任の先生でした。カブ隊が終わる頃にぼんやりと浮かび上がる・・・です。隊長のウッドバッチ研修で習ったことです。成長を感じれることは面白いですよね。

by ビーバー隊長 石塚

同カテゴリーの前後の記事

体験申し込み